トロが余ったので。

こんにちは!S氏です。

先日とても天気の良い日(梅雨の中の晴れはとても暑い)があり、トロ塗り※1をしました。その際、トロが余ってしまったのでハケ紙をつくりました。

☆今回のブログは花火に詳しくない方を置き去りにする話です☆

普段は程よい量のトロをつくります。先日塗られたのは雷鳴※2用の小雷※3なのですが、思ったよりたくさん塗れそうだったのでトロを追加しました。そしたらトロが余ってしまいました。

☆計画性の無さ☆

余ってしまったトロは多くの場合、量がとても少ないため水に溶かして処分するのですが、今回はぼちぼち余ってしまいました。そこで最近ハケ紙少なくなってきたし、つくろうと思いました。

ハケ紙を作るのは何年ぶりだろうと思いましたが多分8年ぶりです。それまでは他の人が作ってくれていた。。かんしゃ。。。

ということで完成したものがこちらです。半紙に塗って作ります。コツはむらなく厚くなく塗ることです。

焼きのりやん!!(ちがう)

一枚を拡大するとこれです。海苔です。(ちがう)

ということでこのハケ紙なのですが、何に使うかというと、試験燃焼の際の導火線代わりに使います。完成した星を燃やすときなどに使います。社外に出ることはありません。社内で使います。だからもうなんでもいいんです。使えれば

星の下とかに敷いて導火線として使用
燃やすと燃える(黒色火薬だもんね)

ちょっとしか作らなかったのですぐなくなると思います。また作りたいと思いました。暑くて日焼けしました。

(※1 トロ塗りとは、花火の着火をよくするために水溶き黒色火薬(これをトロと呼んでいます)を塗りたくることです。主に導火線付近で使用します。朴とか笛にも使います。いろいろ使います。花火屋さんによって名前が違います。豊田煙火ではトロ塗りと呼んでいます。)

(※2 雷鳴とは、音物の花火の一種です。広い意味で号砲です。)

(※3 小雷とは、アルミ系の爆薬を入れた小さな玉みたいなものです。アルミ系なので轟音が鳴り響きます。)



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